亀屋良長

亀屋良長の菓子見本帖小噺

商品カテゴリー
吉村和菓子店

焼き鳳瑞〈種まき〉 | 焼き菓子

販売期間春, 夏, 秋

賞味期限1月~4月、10月~12月:30日(常温)、5月~9月:20日(常温)

販売価格(税抜)

商品仕様9個入(抹茶2枚、他各種1枚)

優しい甘さのココナッツシュガーで泡立てた卵白に、玄米、
韃靼そばの実、木の実、南瓜の種、黒ごまなどをのせて
乾燥焼きした鳳瑞(ほうずい)です。
元気に育ちますようにと種まきをした畑をイメージしました。

ベースはプレーン、はったい粉の2種類。
低温でじっくり乾燥焼きすることで、
口どけがふわふわなお干菓子になりました。

白砂糖の代わりに、血糖値の上昇が緩やかな低GI値ココナッツシュガーとパラチノースを使用しています。

湿気に弱いので、開封後は素早く召し上がってください。

お菓子の小噺

2016年のある春の日、北海道の農研機構の方から、韃靼そばの実とかぼちゃの種を頂きました。
その数日後、別の方から煎り玄米を頂きました。
ポリポリ歯ごたえがあって、香ばしくて、美味しいなぁ、
身体にもいいし、これを使ってお菓子にしたいなぁ、と考えてできたお菓子です。

鳳瑞とは、昔からあるお干菓子の一種で、卵白に砂糖をいれて泡立て、寒天で固めたお菓子です。
それを乾燥焼きしたもの、ということで、「焼き鳳瑞」と命名しました。

畑をイメージしていて、最初は、板チョコのような大きなサイズに、上に4種類トッピングをのせていました。
食べやすくするために、色々な形で試している中で、亀甲型が上手く焼けず、丸に焼けたのが可愛く、今の形になりました。

偶然が重なり、ひょんなきっかけから生まれたお菓子ですが、流れがあり、スムーズに出来たお菓子です。